大阪では5年ぶりとなる「アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~」が、2021年7月7日(水)から9月5日(日)まで、堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1-1-17)にて開催されます。
コロナ禍の中、アートやエンターイイメントメントを世に出していく意味とともに、苦境の中から希望が生まれる未来を信じて生み出す神秘的な世界を通して、、作品と向き合う楽しみ方を改めて感じるとともに、緊張の日々の中で、ふと和らいだ気持ちで安心して鑑賞できるように感染症対策を徹底して、大阪で5年ぶりに堂島リバーフォーラムで開催されます。
今まで累計1000万人の有料観客数を迎えてきた同展は、2007年に東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで初開催から今年で15年目。
芸術的な造形美と徹底した水質管理によって澄んだ水に満ちた水槽作品。その中で様々な照明や音楽、プロジェクトマッピング等の演出で神秘的な空間が生まれています。
「アートアクアリウム」は、独自の世界観で人々を魅了するアートアクアリウムアーティスト木村英智さんが創り出す、唯一無二の水族アート展覧会です。
大阪では5年ぶりとなりますが、節目では大阪で開催開催されていて、今回も15周年記念となる同展も大阪が皮切りとなります。
「非日常、非現実をテーマにしてきました。このご時世にあてはまるのではないかと思います。アート鑑賞にはちゃんとした会場の対策、お越しになった個人の方の対策があって、アートと深く向き合うことができると思います。コロナ禍の中、癒しと希望を願って構成していますので楽しんでいただきたい」
(アートアクアリウムアーティスト木村英智さん)
会場には幻想的で優美な水槽作品の数々。そしてその中で力強く泳ぐ金魚や鯉が、美しい照明や音楽、プロジェクションマッピング等とあいまって美しい空間が生まれます。
アートアクアリウムは、日本が誇る伝統工芸から生まれた作品群が存在し、関西・大阪初登場となる作品も多数。
入場して最初、泥の中から大きく美しい花を咲かす”蓮”をモチーフとした巨大作品「ロータスリウム」。困難を乗り越え大輪の花を咲かせます。江戸切子で作られた涼やかなガラスの金魚鉢に可憐で珍しい金魚が泳ぐ「キリコリウム」。その背景に巨大な蓮や金魚が泳ぐプロジェクションマッピングがとても雄大です。
最高峰の伝統技術による京友禅や京繍(きょうぬい)によって彩られた着物が水槽に埋め込まれている「キモノリウム」、加賀の九谷焼で作られた鮮やかで巨大な陶器で、古式ゆかしく高級品種を上見で鑑賞する「九谷金魚品評」などが一堂に会します。
またガラスの水槽を天井に作り金魚を見上げて鑑賞した江戸時代の豪商の金魚の楽しみ方を現代に蘇らせた「天井金魚」や、約3,000匹の金魚が泳ぐ「超・花魁」など見どころ満載です。
■アートアクアリウム展~大阪金魚の艶■
会期:2021年7月7日(水)~9月5日(日)※会期中無休
場所:堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1-1-17
開催時間:月~金(ただし8月10日~13日は除く)11:00~20:00 土日祝・8月10日(火)~13日(金)は10:00~20:00
入場料:一般(中学生以上)1,400円、子ども(4歳~小学生)800円
※日時指定入場券や日付指定ファストパス入場券あり
問合せ先:050‐3205‐0748 電話音声自動応答のみ