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「Ikenobo花の甲子園2022」アンバサダー 塩月希依音(NMB48)さんがいけばなに挑戦

6月21日、華道家元池坊(京都市中京区)の池坊家元(池坊ビル)において、高校生華道コンクール「Ikenobo花の甲子園2022」アンバサダーに就任した塩月希依音さん(NMB48)によるいけばな体験がおこなわれた。講師の池坊専宗さん(華道家・写真家)から少しずつアドバイスをもらいながら、自分のイメージする花をいけた。

 

選んだ花は梅雨真っ盛りということで、アジサイ、テッセン、カスミソウ。

生け終わっての塩月希依音さんは、「自分の好きなように、イメージしたようにできたので楽しかったです。(名前を入れてもらった)華道ばさみで切っていくとすっきりした感じになりました。」

 

塩月さんのいけばなの経験は?

「華道はしたことないですが、フラワーアレンジメントは数年前、小さいときに少ししました。」

はじめて花をいけてみてどうでしたか?

「最初ルールとか、こうしなさいとか、むつかしいかなっと思ったのだけど、思うままにできるので思っていたよりむつかしくなく、実際やってみたら楽しかったです。」

自己採点すると何点ですか?

「自己採点は100点ですと語った。まったくやったことがなかったのでそのわりには、思うようにできたと思います。今回、自分の中でこんなの作りたいな、こうしたいなというのが決まればサクサクできました。」

作品にタイトルを付けるとなんでしょう?

「『強さとやさしさ』です。1本筋のすじの通ったような花たちと、かすみそうがふんわりした感じでそう思いました。」

 

アンバサダーとなっての意気込みは?

「このコンクールで高校生の皆さんが日本一を目指して頑張っていらっっしゃるということで、私もしっかり皆さんを応援していきたいなと思います。」

 

Ikenobo花の甲子園は、2009年からスタートした日本最大の高校華道コンクールで、今年で14回目になる。

池坊いけばなを学ぶ高校生3人が1チームとなり、制作した作品を発表する公開コンクール。文科系の生徒が活躍の場を見出し、地域の代表としていけばな発祥の地、京都・六角堂で花をいける花をいける喜びを感じ、日本の伝統文化・いけばなへの学びと誇りを思うことを目的に開催している。

新型コロナウィルス感染症対策として、動画や作品写真審査するリモート審査で地区代表を選出。各地区の優勝校が京都池坊ビルで開催されている「全国大会」に出場し、高校華道日本一を競う。

 

今回、塩月希依音さんがいけた生け花は、6月24日(金)まで、池坊ビル隣のWEST18ビルにて限定公開されます。