英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)から、かつてないアリス展がやってきた!
『不思議の国のアリス』は、ルイス・キャロルが、知人の娘アリス・リドゥルとその姉妹のために即興で創作したお話がもとになり、1865年に誕生しました。それ以来、ルイス・キャロルが紡ぎだした幻想的な世界と、ジョン・テニエルの挿絵が呼応した物語は、現在に至るまで人々の想像力を刺激し、児童文学の世界に留まらず、美術・映画・舞台・ファッションなどあらゆる分野のアーティストたちにもインスピレーションを与えてきました。
本展は、ルイス・キャロルが紡ぎだした幻想的な世界と物語の構想や、挿絵を手掛けたジョン・テニエルの素描など、「アリス」の原点から、映画、演劇、ファッション、アート、音楽、写真など「アリス」が文学の枠を越えて各界に及ぼした影響までを紹介していきます。キャロルが描く幻想的な物語世界はもちろん、個性豊かなキャラクターやモチーフからは数多くの新たな解釈が生まれ、サルバドール・ダリ、草間彌生をはじめ、ビートルズ、ヴィヴィアン・ウェストウッドといった一流のアーティストやデザイナー、映画監督、作家、科学者にまで影響を与えました。
あらゆる分野のインスピレーションの源であり、新たな創造を生み続ける「アリス」の「へんてこりんな世界」を、遊び心あふれる没入型展示演出でご紹介。子どもから大人まで「不思議の国のアリス」の世界を心ゆくまで楽しむことができます。
もはや文化的アイコンとなった「アリス」がもたらした影響を、初めて包括的に、新たな手法で紹介するこの展覧会で、2021年に英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で開催された「Alice:Curiouser and Curiouser」の世界巡回展です。日本展オリジナルの作品を新たなに加え、「アリス」の原点から今日に至るまでの歩みを、約300点の作品や映像演出により紹介します。約160年の時を経てもなお色褪せることのない『不思議の国のアリス』の魅力と、新たな創造の世界をぜひ会場でご覧ください。
「アリス」の日本版アレンジも加え、来場者を「へんてこりん、へんてこりんな世界」へといざないます。
展覧会名:アリス ー へんてこりん、へんてこりんな世界 ー
会 期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
開館時間:火~金/10:00~20:00、月土日祝/10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休 館 日:12月12日(月)、12月31日(土)、1月1日(日)
観 覧 料:一般 1,800(1,600)円/大高生 1,400(1,200)円/中小生 500(300)円
※価格はすべて税込み ※( )内は前売りおよび15名様以上の団体料金。 ※前売券は2022年9月17日(土)~12月9日(金)までの販売。
※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名様まで当日料金の半額。
会 場:あべのハルカス美術館 ABENO HARUKAS Art Museum
〒545‐6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
近鉄「大阪阿部野橋駅」、JR・地下鉄「天王寺駅」、阪堺上町線「天王寺駅前駅」下車すぐ
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
主 催:あべのハルカス美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送
協 賛:DNP大日本印刷、ディズニー★JCBカード
協 力:日本航空
後 援:ブリティッシュ・カウンシル